平均得点と総得点
突然ですが、2021-22シーズン平均得点トップは誰でしょうか?
答えは76ersのジョエル・エンビードで29.3点(2/13現在)。
22試合連続で25得点以上をマークし、とうとうKDを抜いてトップに立ちました。
それでは今シーズンの総得点でトップは誰か?
それはジョエル・エンビードではなく、平均得点2位のヤニス・アデトクンポでもなく
デマー・デローザンです。
デローザンは平均得点ランキングでは27.5点をマークし
エンビードに2点近くの差を付けられて4位に位置していますが、
総得点ではジョエル・エンビードの7位を大きく上回っている状況です。
何が言いたいかと申しますと、
平均得点を高く維持することと
試合に出続けて高得点をマークし続けることの両立って
意外と難しいんだよねってことです。
毎試合の集中力とプレッシャーもあって疲れるでしょうし・・・
しかし、そんな難しいことを19年間続けている男がいます。
レブロンが歴代リーダーに
その男というのが、キングことレブロン・ジェームズ。
日本時間2/13、レブロンはレギュラーシーズン+プレイオフの総得点数で
レジェンド、カリーム・アブドゥル・ジャバーを抜き
歴代1位へと上り詰めました。
しかも、ジャバーが44,149点を1,797試合かけて達成したところを、
レブロンは1616試合で追い抜くというとんでもないペースでした。
今まではレギュラーシーズンでの得点のみがフォーカスされることが多かったですが、
こういうところでもレブロンは抜かりないんですよね。笑
Greatness.
— Los Angeles Lakers (@Lakers) February 13, 2022
Give it up for the new All-Time Leading Regular Season and Playoffs Scorer, LeBron James 👏 pic.twitter.com/zPlGGRhGXs
レブロンのすごいところ
これの何がすごいって、プレイオフでの活躍度合いなんですよね。
レブロンは過去18シーズンの内15シーズンでプレイオフに進出、
10回ファイナルまで進み、4回の優勝とファイナルMVPを受賞しています。
そして、主に以下の歴代1位記録を樹立しました。
・得点数:7631点
(2位:マイケル・ジョーダン:5987点)
・出場試合数:266試合
(2位:デレック・フィッシャー:259試合)
・プレイタイム:1万1035分
(2位:ティム・ダンカン:9370分)
・フィールドゴール成功数:2725本
(2位:カリーム・アブドゥル・ジャバー:2356本)
・フィールドゴール試投数:5502本
(2位:コービー・ブライアント:4499本)
・フリースロー成功数:1749本
(2位:マイケル・ジョーダン:1463本)
・フリースロー試投数:2364本
(2位:シャキール・オニール:2317本)
・スティール数:454本
(2位:スコッティ・ピッペン:395本)
他にWSとかもあるんですが、主要なものとしては以上です。
シンプルに
ヤバくないですか?笑
それぞれの項目で2位のプレイヤーってレジェンドばっかりなんですが、
そのレジェンドたちを抑えて、多くの項目でトップに立っているんです。
そしてその礎にあるのが、その出場試合数とプレイタイムだと僕は思います。
史上最低身長で得点王になり、日本でも大人気だったアレン・アイバーソン。
プレイオフでは歴代2位となるキャリア平均29.7得点をマークしています。
しかし試合数は71試合で歴代で250位にも入らず、
その結果、総得点数は2111点で歴代58位止まりとなっています。
(いや、それでもすごいんだけど)
レブロンのプレイオフ平均得点は28.7点で歴代6位ですが、
常に第一線でプレイするために練習と体調管理を徹底し、
歴代1位の試合数とプレイタイムで積み重ねたものが、
歴代1位の総得点数という結果だと思います。
更に期待される偉業
優勝を除き、レブロンが次に期待されることは
レギュラーシーズン総得点数でトップになること
でしょう。
2/13現在で、カール・マローンまであと398点、ジャバーまでは1861点です。
レブロンは45試合しか出ていない昨シーズンを除き、
毎シーズン1500点以上をマークしています。
2021-22シーズン開幕前、ジャバーとの差は3020点だったので、
このまま健康体でいてくれさえすれば、
来シーズンにはジャバーを抜き、NBA総得点数で歴代1位
になることは間違いないでしょう!
今のレブロンを見られることに感謝
というわけで、本日はレブロンの達成した偉業と次なるステップについてお話してきました!
レブロン・ジェームズはマイケル・ジョーダンに引けを取らない程
歴代最高レベルのプレイヤーだと思います。
今見てくださってる方の中には、時代的にジョーダンやアイバーソン、コービーをリアルタイムで
見れなかった方もいらっしゃるかと思います。
ただ、それらのプレイヤーを超えるかもしれない「キング・レブロン」は
今もまだバリバリで現役を続けているんです!
そんな時代に生まれたことを感謝して、これからもレブロンのプレイを
ワクワクしながら見ていきたいですね!
最後に、レブロンのハイライトで今回はお別れです!
kenzo(@nbashiritai)
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