【NBAソート】ダーク・ノビツキーが選ぶ歴代最高選手!いや・・・なんか違くね?

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NBA

ダーク・ノビツキーがレジェンドたちを比較し続け、
最終的なGOAT(歴代最高の選手)を決めるチャレンジが話題になっています。

今回はノビツキーが誰を選んだのか、そしてその評価は正当なのかを掘り下げていきたいと思います。

※本記事はこちらを参考にしています。
https://fadeawayworld.net/nba-media/dirk-nowitzki-selects-goat-winner-stays-on-challenge

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ノビツキーの挑戦

ノビツキーはデイリー・メール紙の”Winner Stays On”チャレンジに挑戦。

二人のレジェンドを並べ、どっちがプレイヤーとして上か

というのを連続で評価していくもの。

ノビツキーは、このいろんな意味で難しいチャレンジに挑み、最終的なGOATを決定しました。

(多大な意訳が入っています。ご容赦ください。)

Winner Stays On チャレンジ

質問者
質問者

マジック・ジョンソン or ラリー・バード

ノビツキー
ノビツキー

ムズイな。どっちも好きだけど、ラリー

質問者
質問者

ラリー or カリーム・アブドゥル・ジャバー

ノビツキー
ノビツキー

カリームやね

質問者
質問者

カリーム or ウィルト・チェンバレン

ノビツキー
ノビツキー

カリーム

質問者
質問者

カリーム or シャキール・オニール

ノビツキー
ノビツキー

シャックえぐいからね。シャックが上や

質問者
質問者

シャック or ステフィン・カリー

ノビツキー
ノビツキー

そこ比べんのきついな、状況によるからな。
でもまぁシャックかなー

質問者
質問者

シャック or コービー・ブライアント

ノビツキー
ノビツキー

コービーはワイの憧れ。コービーを選ぶわ

質問者
質問者

コービー or レブロン・ジェームズ

ノビツキー
ノビツキー

コービーめっちゃ好きやけど、さすがにレブロンやろ

質問者
質問者

レブロン or マイケル・ジョーダン

ノビツキー
ノビツキー

結局そこやんな。
どっちもおんなじくらいやけど、ジョーダンが世代やから、
少しの差やけどジョーダン選ぶわ。
一応言っとくけど、二人とも同じくらいやばいで。

ノビツキーの評価は正当か?

※この後色々言いますが、ノビツキーの考えを否定するつもりはありません。エンタメとして見ていただけると幸いです。そして筆者自身はノビツキーが大好きです。

ここから、それぞれの答えの正当性を、数字や世間の評価と照らし合わせて考えてみたいと思います。

マジック or ラリー

まず、

Q:「マジック・ジョンソン or ラリー・バード?」
ノビツキー:「ムズイな。どっちも好きだけど、ラリーで」

この二人は80年代を代表するプレイヤーで、NBA同期入団のライバルとしてしのぎを削ってきました。

両者の実績としては

【マジック】
・NBA優勝:5回
・シーズンMVP:3回
・オールスター選出:12回
・歴代通算アシスト:7位

【バード】
・NBA優勝:3回
・シーズンMVP:3回
・オールスター選出:12回
・歴代通算得点:45位

両者ともシーズンMVP3回オールスターに12回選出されており、人気、実力ともに拮抗しているように見えます。

しかし、優勝回数はマジックが5回、バードが3回と大きな差があります。

また、両者とも優秀なチームメイトを擁していたため、チーム力の差も大きいとは言えないのではないでしょうか。

(マジックにはカリーム・アブドゥル・ジャバー、バードにはケビン・マクヘイルとロバート・パリッシュ)

バードはHC、GMとしての手腕も素晴らしいものでしたが、
プレイヤーとしての達成度で言えばマジックの方が上だと考えます。

よってノビツキーの評価は

不当。

ラリー or カリーム

次に、

Q:「ラリー or カリーム・アブドゥル・ジャバー?」
ノビツキー:「カリームやね」

カリーム・アブドゥル・ジャバーは

・NBA優勝:6回
・シーズンMVP:6回
・オールスター選出:19回
・歴代通算得点:2位

という圧倒的な実績があります。

バードと比べると、ほぼすべての項目で上回っています。

というわけで文句なしで、ノビツキーの評価は

正当。

全然関係ないですが、ジャバーはブルース・リーの弟子です。
二人が戦っている様子がYouTubeでも見れるので、良ければ探してみてください。

カリーム or ウィルト・チェンバレン

続いて、

Q:「カリーム or ウィルト・チェンバレン?」
ノビツキー:「カリームや」

チェンバレンの主な実績は

・NBA優勝:2回
・シーズンMVP:4回
・オールスター選出:13回
・歴代通算得点:7位

チェンバレンは「個人としては史上最強の化け物」という評価も納得のプレイヤーで、
有名なところでは、
・1試合100得点
・シーズン平均50.4得点
・ルーキーとして五冠達成
(得点王、リバウンド王、新人王、オールスターMVP、シーズンMVP)
など、とんでも記録を複数保持しています。

しかし、NBA優勝2回、そしてキャリア通算得点もジャバーには及ばず。

よって、ジャバーを選んだノビツキーの評価は

正当。

カリーム or シャキール・オニール

来ました、問題のブロックです。

Q:「カリーム or シャキール・オニール?」
ノビツキー:「シャックえぐいからね。シャックが上や」

・・・え、ほんと?
念のため確認しますね?

シャックの実績としては、

・NBA優勝:4回
・シーズンMVP:1回
・オールスター選出:15回
・歴代通算得点11位

いや、レジェンドもレジェンドな実績はもってますが、
ジャバーに及ばないんじゃないかと思います。

おそらく、実際に対戦をしたときのインパクトが、数字なんて吹き飛ばすくらいのものだったんではないかと思います。

ノビツキーはわたしのように外野でやいのやいの言っている人間とは違い、
実際にNBAの第一線で戦ってきた人ですからね。

とはいえ、今回のノビツキーの評価は

不当

とさせていただきます。

シャック or ステフィン・カリー

シャックが選ばれた、その次は、

Q:「シャック or ステフィン・カリー?」
ノビツキー:「そこ比べんのきついな、状況によるからな。でもまぁシャックかなー」

これは難しいところです。
時代もプレースタイルも全く違う2人、しかし実績は似てるんですよね。

カリーの主な実績は、

・NBA優勝:4回
・シーズンMVP:2回
・オールスター選出:11回
・歴代通算得点:27位

通算得点順位は大きく差があるように見えますが、実際の差は3000点程度。
カリーはまだ現役なので、あと2シーズンほど健康に過ごせば超えてくると思われます。

SNS上でも意外と比較されることが多い二人で、
世代や好き嫌いによって評価が割れる印象です。

個人的には、エースとしてチームを引っ張ってきた年数が多いカリーを、若干上としたいと思います。

よって、ノビツキーの評価は

若干不当。

シャック or コービー・ブライアント

終盤になってきました。続いては、

Q:「シャック or コービー・ブライアント?」
ノビツキー:「コービーはワイの憧れ。コービーを選ぶわ」

めっちゃ分かる。
けど一応実績見てから判断しましょう。

コービーの主な実績は、

・NBA優勝:5回
・シーズンMVP:1回
・オールスター選出:18回
・歴代通算得点:4位

そのほか、通算スティールは歴代18位通算アシストも歴代36位ですし、
実績の面ではコービーがリードしています。

ただ、レイカーズのスリーピート(3連覇)時、コービーも必要なピースではあったものの、
エースがシャックであることは明白なため、

この時期をどう扱うかで大きく変わるような気がします。

とはいえ自身がエースである状況で2連覇を果たし、
シャックの優勝回数を超えている点は大きいでしょう。

個人的には3連覇+2連覇を達成したこと、優勝回数長い全盛期を考慮して、
コービーを推します。

ということで、ノビツキーの評価は

正当。

コービー or レブロン・ジェームズ

コービーが勝ち上がり、次が、

Q:「コービー or レブロン・ジェームズ?」
ノビツキー:「コービーめっちゃ好きやけど、さすがにレブロンやろ」

そうですね、さすがにレブロンだと思います。
どの歴代ランキングを見ても、レブロンが出てくるんですが、主なものとしては、

・NBA優勝:4回
・シーズンMVP:4回
・オールスター選出:21回
・歴代通算得点:1位
・歴代通算アシスト:4位

通算得点40,000点、通算アシスト10,000本、通算リバウンド10,000本を達成しており、
史上唯一の40K-10K-10Kクラブの会員となっています。

優勝回数が4回と、そこが若干マイナス要素となっていますが、
唯一、マイケル・ジョーダンとのGOAT論争に対等な立場で戦えるプレイヤーです。

特にいうこともなく、ノビツキーの評価は

正当。

レブロン or マイケル・ジョーダン

そして最後にして、最大の難問です。

Q:「レブロン or マイケル・ジョーダン?」
ノビツキー:「結局そこやんな。どっちもおんなじくらいやけど、ジョーダンが世代やから、少しの差やけどジョーダン選ぶわ。
一応言っとくけど、二人とも同じくらいやばいで。」

これは今や、人による、としか言えないくらい意見が割れています。

ジョーダンの実績を改めて振り返ると、

・NBA優勝:6回(2回の3連覇)
・シーズンMVP:5回
・オールスター選出:14回
・歴代通算得点:5位

あとはカルチャー的な人気もあり、NBAを人気のリーグに押し上げた第一人者でもあります。

優勝回数はレブロンより2回多いですし、キャリア平均得点は30.1点で歴代最高
DPOY(最優秀守備選手賞)の受賞歴もあり、攻守ともに最強クラスのプレイヤーです。

唯一残念なのが、現役期間が15年とレブロンに比べれば短い点。

もし2回の引退がなければ間違いなく実績は積み上がり、
文句なしのGOATとなっていたことでしょう。

・個人のピーク時の実力で言えばジョーダン
・キャリア通しての実力はレブロン

といった感じでしょうか。

筆者的には紙一重でジョーダンがGOATという意見を置いておきます。

というわけでノビツキーの評価は

正当。

というかどっちでも正当。

全体的なノビツキーの評価は

ノビツキーの評価に疑問を感じる点もありましたが、

ここまで見てきて思ったことは、

現場に立ったものしかわからない感覚があるんだろうな

ということでした。

NBAという世界最高峰のバスケットボールリーグを戦ってきたプレイヤーと、
観客として見ている我々とは、

意見が違って当たり前なんだろうなと。

不当だ正当だと偉そうに言ってきましたが、
ノビツキーのようなレジェンドの意見はなおさらリスペクトするべきもの。

反省して謙虚に生きていきたいと思います。

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