【絶対保存版】NBAに旋風を巻き起こしたカリスマも！75周年の格付け大発表！③

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NBA
2022.02.27
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色褪せない当時の記憶

皆さんがNBAを見始めたのはいつ頃でしょうか？

初めて観たNBAの試合、もしくは初めてのシーズンって記憶に残りやすいものですよね！

そんな僕もテレビで初めて観た試合は鮮明に覚えています！

思い出話に付き合ってくれる方はこちら。笑→バロン・デイビスとケビン・マーティン

そしてNBAを観続けている方にも、昔センセーショナルな活躍をしたプレイヤーに釘付けになり、
忘れられない記憶として持ち続けている方もいると思います。

今回はFADEAWAY WORLDが出した

「”75th Anniversary Team”内で格付けを設定してみた」

的な記事にある内容を各選手の詳細と共に紹介するシリーズ第3弾！

最も衝撃的な、センセーショナルな活躍をしたとも言われるプレイヤーも出てきますので、
是非楽しみながら御覧ください！

前書き

今回の記事をお読みいただくにあたり、いくつかお伝えしておきます。

・格付けはTier1～7という表記になり、Tier1が最高評価、Tier7が最低評価となります。

・本企画はシリーズモノで、本記事は「Tier5」プレイヤーの紹介です。
それ以降は順次ご紹介してまいります。

（Tier7→既に豪華なEliteクラス）
（Tier6→現役トップPGが集結）

・ブロック、スティールの計測開始が1973-74シーズンからなので、それ以前に活躍したプレイヤーには「記録なし」と記載しています。

・上記の影響によりキャリアの一部しかブロック、スティールの記録がないプレイヤーもいますが、特にそこには言及しておりませんので、ご了承下さい。

・本記事はFADEAWAY WORLDの格付けを参考にしておりますが、紹介文には多少の主観が入りますことをご容赦下さい。

※参考記事：Ranking The NBA’s Top 75 By Tiers: There Is Only One GOAT

Tier5：SUPERSTAR

アレン・アイバーソン

【キャリア平均】
・得点：26.7点
・リバウンド：3.7本
・アシスト：6.2本
・ブロック：0.2本
・スティール：2.2本

【主な受賞歴】
新人王、オールスター選出×11、シーズンMVP×1、オールスターMVP×2、スティール王×3、得点王×4、オールNBA×7
NBA殿堂入り

アレン・アイバーソンはNBA史上最も愛され、最も時代を象徴したプレイヤーの一人だ。

優勝経験はないものの、平凡なチームであった76ersをファイナルへと率い
当時、全盛期真っ盛りのシャキール・オニール＆コービー・ブライアントを主軸とした
最強レイカーズ相手に、初戦で白星を上げるなどプレイでの影響力も絶大であった。

そして、NBA史上最低身長のドラ1プレイヤーであるにも関わらず、
4度の得点王を獲得する程のアンストッパブルなスコアラーでもある。

ジョン・ハブリチェック

【キャリア平均】
・得点：20.8点
・リバウンド：6.3本
・アシスト：4.8本
・ブロック：0.3本
・スティール：1.2本

【主な受賞歴】
オールスター選出×13、ファイナルMVP×1、オールディフェンシブチーム×8、オールNBA×11
優勝×8、NBA殿堂入り

ジョン・ハブリチェックは、その長いキャリアの中で常にハイアベレージな得点を残し続けており、
セルティックス史上最高のプレイヤーの一人かつNBA5本の指に入るスモールフォワードである。

平均20.8得点、13度のオールスター選出、8度のオールディフェンシブ、更に8度の優勝と実績はモンスター級だ。
トリプルダブルもNBA歴代15位の31回を記録しており、
バスケットボールのほぼ全てを極めたハブリチェックが殿堂入りというのは、至極当然のことであろう。

アイザイア・トーマス

【キャリア平均】
・得点：19.2点
・リバウンド：3.6本
・アシスト：9.3本
・ブロック：0.3本
・スティール：1.9本

【主な受賞歴】
オールスター選出×12、ファイナルMVP×1、オールスターMVP×2、アシスト王×1、オールNBA×5
優勝×2、NBA殿堂入り

アイザイア・トーマスはふてぶてしい程に高圧的なプレイで勝利を収めたポイントガードでありながら、愛され尊敬されているプレイヤーである。

トーマスはバッドボーイズ・ピストンズを率いて1989年、90年と連覇を果たし、
90年には平均27.6点、7.0アシスト、FG54.2％、3P68.8％を記録してファイナルMVPを獲得。
そしてこの連覇時には共に、カンファレンスファイナルであのマイケル・ジョーダン率いるシカゴ・ブルズを破ってのことである。

これまでで最も偉大な小兵、アイザイア・トーマスは最高クラスのプレイヤーであり、勝者である。

スコッティ・ピッペン

【キャリア平均】
・得点：16.1点
・リバウンド：6.4本
・アシスト：5.2本
・ブロック：0.8本
・スティール：2.0本

【主な受賞歴】
オールスター選出×7、オールスターMVP×1、スティール王×1、オールディフェンシブチーム×10、オールNBA×7
優勝×6、NBA殿堂入り

マイケル・ジョーダンの相棒として6度の優勝を経験したスコッティ・ピッペンは、
このTierでは最も完成されたスーパースターである。
ピッペンがいなければ、ジョーダンもブルズも一度たりとも優勝は出来なかったことだろう。

史上最高クラスのディフェンダーであるピッペンはSG、SF、PFの3ポジションを守ることが出来、
その長い手足とディフェンシブIQで、文字通り相手をシャットダウンしてしまう。

その一方でオフェンス力も一級品で、ジョーダン1度目の引退後の1993-94シーズンには
平均22.0得点をマーク。
オールスターMVPも獲得したピッペンは、ジョーダンのいないチームをプレイオフに導き、
2番手だけでなくリーダーとしての実力を証明したシーズンとなった。

とは言えやはり彼が一番輝いたのはジョーダンの相棒というポジションであり、
この2人をNBA史上最高のデュオであると称賛する声が止むことはない。

カワイ・レナード

【キャリア平均】
・得点：19.2点
・リバウンド：6.4本
・アシスト：2.9本
・ブロック：0.6本
・スティール：1.8本

【主な受賞歴】
オールスター選出×5、オールスターMVP×1、ファイナルMVP×2、最優秀守備選手賞×2、スティール王×1、オールディフェンシブチーム×7、オールNBA×7
優勝×2

カワイ・レナードは最高の2-wayプレイヤーとして、異なる2チームで優勝とファイナルMVPを受賞したという事実から、このTier5にランクインした。

レナードはかなり稀有な才能を持っている。
コートを支配出来るだけの体格を持ちながら、ゲームのいかなる局面でもこの上なく熟練されたスキルを発揮することが出来るのだ。

見る限り彼に弱点はほとんどなく、常に冷静なレナードがコートに立てばオフェンス、ディフェンス共に全てが良い方向に向かうレベルだが、
キャリア中盤の全盛期で怪我による離脱が増えてしまっている点が残念である。

ボブ・ペティット

【キャリア平均】
・得点：26.4点
・リバウンド：16.2本
・アシスト：3.0本
・ブロック：記録なし
・スティール：記録なし

【主な受賞歴】
新人王、オールスター選出×11、オールスターMVP×4、シーズンMVP×2、得点王×2、リバウンド王×1、オールNBA×11
優勝×1、NBA殿堂入り

ボブ・ペティットは史上最高のパワーフォワードの一人として疑いようのない実績を持っている。

新人王から始まった彼の11年のキャリアの中で、平均20点を下回ったシーズンは皆無で
その全ての年でオールスター選出、オールNBAという快挙を成し遂げている。

キャリア平均得点は26.4点でアレン・アイバーソンに次いで歴代8位、
キャリア平均リバウンドは16.2本でビル・ラッセルに次いで歴代3位と
NBA史上でも最高レベルのスタッツを掲げるペティットが、
歴代最強ビッグマンの一人であることを疑うものはいないはずだ。

ジョン・ストックトン

【キャリア平均】
・得点：13.1点
・リバウンド：2.7本
・アシスト：10.5本
・ブロック：0.2本
・スティール：2.2本

【主な受賞歴】
オールスター選出×10、オールスターMVP×1、アシスト王×9、スティール王×2、オールディフェンシブチーム×5、オールNBA×11
NBA殿堂入り

ジョン・ストックトンはNBAタイトルは持っていないものの、彼が所属している間ユタ・ジャズは一度もプレイオフを逃したことはなく、間違いなく最高に支配的なプレイメイカーである。

ストックトンは19シーズンというかなり長いキャリアを過ごしたが、
その内17シーズンで1度も欠場することなく試合に出場した、正に「鉄人」。
その徹底されたコンディショニングは全プロアスリートの中でも類を見ないレベルだ。

そんな長いキャリアを通じてハイレベルなプレイを続けた彼は
通算アシスト、通算スティールで、2位以下に大差を付けて歴代トップに君臨している。

ストックトンのパスで36,000点以上稼いだカール・マローンとのコンビは、
歴代でも最高レベルのデュオである。

スティーブ・ナッシュ

【キャリア平均】
・得点：14.3点
・リバウンド：3.0本
・アシスト：8.5本
・ブロック：0.1本
・スティール：0.7本

【主な受賞歴】
オールスター選出×8、シーズンMVP×2、アシスト王×5、オールNBA×7
NBA殿堂入り

2度のシーズンMVPを獲得し、NBA殿堂入りも果たしたスティーブ・ナッシュは
50-40-90を4度も達成した史上最高のシューターの一人。
他に50-40-90を複数回達成したのはラリー・バード（2回）のみであり、
ナッシュのシューターとしての非凡な才能を表している。

プレイメイカーとしても超一流のナッシュは、ラン＆ガンを主体とする
2000年代のフェニックス・サンズの中心メンバーとして活躍し、
5度のアシスト王も獲得している。

キャリア晩年には優勝を求めてレイカーズに移籍し、
コービー・ブライアントらとプレミアム4を結成したが、
コービーのアキレス腱断裂などの怪我が相次ぎ、結局優勝は叶わなかった。
それでも個人としての評価は歴代最高クラスで、Tier5にふさわしいプレイヤーであろう。

エルビン・ヘイズ

【キャリア平均】
・得点：21.0点
・リバウンド：12.5本
・アシスト：1.8本
・ブロック：2.0本
・スティール：1.0本

【主な受賞歴】
オールスター選出×12、得点王×1、リバウンド王×2、オールディフェンシブチーム×2、オールNBA×6
優勝×1、NBA殿堂入り

エルビン・ヘイズは最も才能あふれるパワーフォワードの一人である。
彼はターンアラウンドジャンパーを武器に次々に得点し、
更に攻撃的なディフェンスで相手オフェンスをシャットダウンしていった。

得点王獲得、NBA優勝を果たした彼がセンセーショナルと言われる所以として、
キャリア最初の12シーズンで毎年オールスターに選出されるほどの完成度と、
全16シーズンで9試合しか欠場がなかった鉄人具合を併せ持つ
稀有なプレイヤーであったことが挙げられる。

堅実かつ実力派軍団

今回も”75th Anniversary Team”についてまとめて参りました！

ストックトンやピッペンを始め、堅実かつ実力派なプレイヤーの割合が多い印象でした。

アイバーソンを除いて。笑

しかし記憶に残るという点で考えたとき、アイバーソン以上の選手は
歴代でもほとんどおらず、

彼が現役時代にリアルタイムでNBAを観ることが出来た方は、
彼の存在を一生忘れることがないのではないでしょうか？

皆さんの忘れられないプレイヤーや、もっと深堀りしてほしいプレイヤーなどいましたら
是非教えて下さい♪

というわけで次回はTier4のプレイヤーたちをご紹介します！

ビッグマン祭りになりそうな予感・・・！

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