4年前よりも低い勝率
今シーズンのレイカーズはレブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスの最強デュオに、
Mr.トリプルダブルことラッセル・ウエストブルックを加えてビッグ3を形成したことにより、
開幕当初は最も期待されたチームでした。
レブロンは期待通り、今シーズンもMVP級のスタッツを残し、
キャリア累計得点で歴代2位に浮上するなど、また一つ歴史に名を刻むこととなります。
しかしレブロン以外はというと、
ラス(ウエストブルック)がチームにフィットせず、
AD(デイビス)は欠場が続き、単年のミニマム契約プレイヤーや
ドラフト外ルーキーがチームを支えるという
ハチャメチャなシーズンを送ることになりました。
そしてチームは直近5年間でワースト勝率を記録し、
プレーイン・トーナメントすら逃すという
期待を大きく裏切る結末を迎えてしまいました。
戦犯はレブロン???
この結果の裏には何が潜んでいるのか。
一部のファンからは、レブロンがチームロスターを改悪したせいだという意見が
出てきているようです。
ORLANDO SILVAによればファンの中にはレブロン反対派がおり、
彼がヒートやキャブズでしてきたように自らがプレイしやすいようにロスターを改変し、
有望な若手を放出してしまった。そのせいで最悪なチームに成り下がってしまった。
n Says LeBron James Made The 2022 Lakers Worst Than 2018 Young Lakers Squad: “They Really Disappoint Everyone This Season”
とのこと。
確かにチャンピオン時にチームを支えてくれた
ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、アレックス・カルーソなんかは
移籍先で主力として活躍しており、
カイル・クズマはビール不在時にはウィザーズのエースなんじゃないかと思わせる程の
ステップアップぶりを見せてくれています。
予てよりレブロンは、チーム人事へ強い影響力を持っているという話でしたが、
今回はそれが裏目に出たと思われてもおかしくないですね。
上記プレイヤーを手放してまで引っ張ってきたラスが、
レイカーズでは勝利を呼び込むプレイヤーになることが
出来なかったから。
ホントはラスじゃなくてデマー・デローザンを狙ってたという話もありますが、
そこは真偽不明。
確かにデローザンだったらこうはなってなかったかもですが、NBAは結果が全て。
レブロンが裏の戦犯だと思われてもおかしくはないのかも?
“LeBron made the Lakers worse” pic.twitter.com/2Bmaz3bMgP
— Dre$ (@TooLive_GTP) April 12, 2022
LeBron made the Lakers worse pic.twitter.com/cOiShEy9yz
— Guru (@DrGuru_) April 12, 2022
とは言え2年前レイカーズに優勝をもたらしたのはレブロンですし、
ファンの大半は彼を擁護しているようですね。
LeBron made the Lakers worse pic.twitter.com/cOiShEy9yz
— Guru (@DrGuru_) April 12, 2022
個人的には、今シーズンのレブロンの神がかり的な奮闘ぶりを見ていたら
批判する気にはなれないかなぁと・・・。
ウエストブルックは来季も残る?
レイカーズファンのみならず、NBA全体からこき下ろされてしまった
今シーズンのラス。
僕もそうですが、ラスのファンからしたらとても辛い1年でした。
ただ、レブロンはシーズンを通してラスを擁護し続けました。
LeBron, on Russ.
— Harrison Faigen (@hmfaigen) April 11, 2022
"One thing about Russ that I'll love, that I'll always love, is his competitive spirit that he brings every single night… To have a guy that's reliable and can put on the uniform every single night, you have to respect that."
AADITYA KRISHNAMURTHYによれば、レブロンはラスとのプレイを楽しんでおり、
来シーズンもまた一緒にプレイしたいと考えているとのこと。
ラスには他のチームでもっとノビノビとプレイしてほしいので、正直残ってほしいとは全く思っていませんし、残るとも思っていませんが、
レブロンの発言はラスファンを救ってくれるものではないでしょうか。
どう転んでも大改革
上記画像は現ロスターそれぞれの、来シーズンの契約状況一覧です。
契約が残っているプレイヤーは8名で、
オプション持ちを除くとレブロン、AD、ホートン・タッカーの3名です。
下段左から3,4,5番目のリーブス、ジョンソン、ゲイブリエルは未来のレイカーズの宝となる可能性があり、
ファンとしてはチームオプションを行使してもらって、しっかり引き止めておいてほしいところです。
ウエストブルックはいくつかのトレード案が浮上しているようです。
例えば、
レイカーズ獲得 | ホーネッツ獲得 | |
ゴードン・ヘイワード ケリー・ウーブレイJr. | ⇔ | ラッセル・ウエストブルック |
とか
レイカーズ獲得 | ロケッツ獲得 | |
ジョン・ウォール | ⇔ | ラッセル・ウエストブルック |
とか。
しかし現段階では確実性はなく、どうなるかは不透明ですが
ウエストブルックの放出に向けて動くことになるでしょう。
FA組については、マリック・モンクを除き
リーグから消えてしまってもおかしくないようです。
モンクは今シーズン、1年178万ドルという格安契約ですが、
レブロンを除けば恐らく最も信頼できるプレイヤーでした。
レイカーズとしては再契約希望ですが、モンクの来シーズンのサラリー相場は700万ドル以上と言われており、
どのような軸でチームを作っていくか、そして金額面での折り合いがつくかによって
残留可否が決まってくるでしょう。
モンク、リーブスについてはこちらの記事でもピックアップしています!
→不振レイカーズの救世主をチェック!!
その他のFAはもはや息をしておりません・・・
気になるのはカーメロ・アンソニーがどうなるか、ぐらいでしょうか。
これはプレイヤー自身のせいだけでなく、今シーズンのレイカーズにいてしまったという不運にもよると思います。
来シーズン以降リーグに残れなかったFAプレイヤーは訴えてもいい気がする。AB以外ね。
このような状況のため、今夏レイカーズのフロントは大忙しとなるでしょう。
ラスをどうするか、
レブロン、ADの周りをどのように固めるか、
ってかADで大丈夫なのか、
優勝候補から転落したレイカーズの大一番が始まります。
レブロンは来シーズンで移籍か
大忙しのオフを迎えるレイカーズですが、優先事項の一つにレブロンの契約延長交渉も控えています。
来シーズンでレイカーズとの契約が切れるレブロン。
しかし、もはや優勝するには他に行ったほうが早いと思われるチーム状況。
加えて巷では、「レブロンはクリーブランドに戻りたがっている」ともっぱらの噂。
こういった情報から導かれるのは、レブロンは契約延長には恐らくサインしないだろうということ。
確かにレブロンの持ち味として、その圧倒的なリーダーシップとバスケットボールIQで
チームを勝利に導く強さがありますが、
再度レイカーズを優勝候補まで連れて行くことは、
来シーズン38歳になるレブロンにとって肉体的にも精神的にもキツイ。
レブロンは来シーズンを最後のレイカーとして過ごし、キャブズで現役生活を終えるプランを
思い描いているのかもしれません。
参考:LeBron James Reportedly Unlikely To Sign A Contract Extension With Lakers
まとめ
というわけで本日はレイカーズニュースまとめでした!
最悪の結果に終わったレイカーズが今後どう動いていくのか、
またまとめていきたいと思います!
また、参考にした元記事についてはそれぞれのテーマの一番下にリンクを貼っておりますので、
気になる方はチェックしてみてくださいね!
それではまた!
↓TwitterでもNBAの情報を呟いてます↓kenzo(@nbashiritai)
Follow @nbashiritai
↓↓こちらでも色んな情報を見ることが出来ますよ♪
にほんブログ村
にほんブログ村
NBAランキング
コメント