今シーズンもめちゃくちゃ面白いNBAですが、全チーム早くも半分の日程を消化したところまで来ました!
衛生プロトコルによる欠場が増加し、戦力維持に奔走しているチームも多く出てきておりますが、
そんな中でもスーパースターたちは負けじとハイパフォーマンスを繰り広げています!
本日はそんなスーパースターの中から、
2021-22シーズンのMVP候補10名を確率順にランキングで紹介します!
※「MVP確率」・・・過去のMVP投票の傾向からオフィシャルに算出されたもの
参考:https://www.basketball-reference.com/
10位:ジャ・モラント
・チーム成績:32勝17敗(西3位)
・得点 :25.3点
・リバウンド:6.0本
・アシスト :6.9本
・MVP確率 :2.1%
今季のサプライズチームの一つ、メンフィス・グリズリーズのエース
ジャ・モラント
が10位にランクイン!
まだ3年目のモラントですが、昨レギュラーシーズンで9位だったチームを
今シーズンはなんとユタ・ジャズを抑えてウエスト3位まで押し上げており、
MVPシーズンを過ごしたデリック・ローズを彷彿とさせる活躍をみせています!
また、今シーズン25点-6アシ-6リバをクリアしているプレイヤーが4人いるのですが、
そのうちの1人がこのモラント!!
ちなみに他にクリアしているのがこの3人。
モラントも無事、化け物の仲間入りです。笑
個人的には、
来シーズンにMVP獲得しているんじゃないかなぁ
と思っています!
9位:レブロン・ジェームズ
・チーム成績:23勝24敗(西8位)
・得点 :29.0点
・リバウンド:7.7本
・アシスト :6.3本
・MVP確率 :2.8%
9位にはNBAのキングこと、
レブロン・ジェームズ
がランクイン!
毎度のオールラウンダーぶりもさることながら、得点はリーグ2位の29点!
今季19年目の37歳はまだまだ全盛期真っ盛りです!
レブロン自身は優秀なスタッツを残しているものの、
チームメイトのステップアップが叶わず、負けが込んでしまっている状況。
今シーズンのMVPは厳しいかも・・・
8位:ジェームズ・ハーデン
・チーム成績:29勝17敗(東2位)
・得点 :22.7点
・リバウンド:8.0本
・アシスト :10.1本
・MVP確率 :4.0%
8位は”The Beard”こと
髭!!!!
・・・じゃなかった
ジェームズ・ハーデン!!!
今シーズンはデュラントの大活躍と、アービングのごたごたなどもあり
若干影の薄いハーデンですが、髭はしっかり濃いし、スタッツもモンスター級です!
3ポイント成功率こそ低いものの、デュラントがいながら平均22点を取りつつトリプルダブル級のスタッツを残し、
絶好調チームの2番手として牽引しています!
ハーデンの平均22点が低く見えるのは病気ではありません。
7位:ステフィン・カリー
・チーム成績:34勝13敗(西2位)
・得点 :26.0点
・リバウンド:5.3本
・アシスト :6.2本
・MVP確率 :4.3%
みんな大好き、歴代最高シューターである
ステフィン・カリー
がMVPランキング7位です!!
ラプターズにファイナルに負けた後、ケガなどもあり2年間優勝争いから遠ざかっていたカリーですが、
今シーズン開幕から飛ばしまくり、チームをウエスト2位まで引き上げた原動力となっています!
ここ最近は1か月ほど30点ゲームがない期間があったりと
調子を落としているカリーですが、クレイ・トンプソンも戻ってきましたので、
ウォリアーズ王朝復活ののろしを上げてくれることを期待しましょう!
6位:ルディ・ゴベア
・チーム成績:30勝17敗(西4位)
・得点 :16.0点
・リバウンド:15.1本
・アシスト :1.2本
・MVP確率 :5.6%
第6位にランクインしたのは、最強のディフェンスアンカー
ルディ・ゴベア
です!!!
過去3度の最優秀守備選手賞を獲得したゴベアですが、
今シーズンもその鉄壁ぶりは変わらず、”Defensive Win Shares”という守備面での勝利への貢献度を図る指標で
堂々のリーグ1位となっています!
また、上記のオフェンス版の指標”Offensive Win Shares”では2位、
単純な勝利貢献度”Win Shares”という指標でも2位と、
ディフェンスに限らず、ゴベアがリーグでも有数のビクトリークリエイターなんですね!
チームがもっと上位に上がっていければ、MVPも夢ではないかもしれません!
5位:クリス・ポール
・チーム成績:36勝9敗(西1位)
・得点 :14.1点
・リバウンド:4.3本
・アシスト :10.1本
・MVP確率 :7.0%
MVPランキング第5位は
”Point God”
こと
クリス・ポール!!
そのニックネームの通り、歴代ポイントガード選手と比較してもトップクラスのバスケIQを持つ
クリス・ポールは、所属した全てのチームを強豪に変えてきました!
このサンズも例外ではなく、昨季クリポ加入1年目でファイナルまで進出したことは
記憶にも新しい偉業でしたね。
今シーズンも、個人ではアシストランク1位、チームも勝率1位と絶好調で突っ走るクリポ。
ただ、本ランキング上位に比べると比較的周りに恵まれているのと、
平均得点が少ないという点で、シーズンMVP獲得は厳しいかなといった印象です。
でも優勝したらファイナルMVPはクリス・ポールだ!!!
4位:ケビン・デュラント
・チーム成績:29勝17敗(東2位)
・得点 :29.3点
・リバウンド:7.4本
・アシスト :5.8本
・MVP確率 :7.6%
惜しくもトップ3を逃し、第4位は
デュランチュラこと
ケビン・デュラント!!!
最強の点取り屋、ケビン・デュラントは
今や「リーグで一番バスケットが上手い」と言う人もいる程の
超スーパースター。
今シーズンもそのスキルは変わることなく、
得点ランキング1位の平均29.3点、リバウンドも7.4本奪ったうえで
プレイメイカーとしても存在感を発揮しているKDは
開幕時にごたごたしていたチームをプレーで引っ張り、
現在イースト2位まで押し上げています!!
ただ残念なことの1月下旬に膝をケガしてしまい、2か月ほどの離脱を余儀なくされたため、
惜しくもトップ3を逃してしまいました。
3位:ジョエル・エンビード
・チーム成績:27勝19敗(東6位)
・得点 :28.7点
・リバウンド:10.7本
・アシスト :4.3本
・MVP確率 :9.4%
本ランキングトップ3の一番手、第3位は
ポストプレーからスリーポイントまでなんでもござれの
ジョエル・エンビード!!!
ベン・シモンズ欠場問題で揺れに揺れた今シーズンの76ers。
そんな中でもプレーでグイグイチームを引っ張った大黒柱は
センターでありながら3Pシュート成功率が39%とシューター並み
の数値を叩き出しながら、
平均アシストもキャリアハイの4.3本
センターの中ではヨキッチ、サボニスに次いで3位の平均アシスト本数をマークしています!!
スター選手一人でここまでチームを引っ張るエンビード。
この活躍がシーズン終了まで続けば、MVP獲得も十分あり得ます!
2位:ヤニス・アデトクンポ
・チーム成績:30勝19敗(東4位)
・得点 :28.6点
・リバウンド:11.3本
・アシスト :6.0本
・MVP確率 :21.9%
MVPラダー2位は、ギリシャのユニコーン
ヤニス・アデトクンポ!!!
彼を一言で表すなら「チート」
その圧倒的な体格と長い手足を存分に活用し、
長いストライドで相手を置き去りにしてダンクを叩き込む!
見ていて嘘だろ・・・と言いたくなるようなプレイヤーです。笑
更に彼はかなりの努力家でもあり、その体格はデビュー当時と比べて段違い。
アウトサイドシュートはまだ発展途上?ということもあり、
まだまだ伸びしろを残す、今後が楽しみなプレイヤーでもあります!
今シーズンのチーム貢献度もかなり高く、戦力的には2連覇を狙えるチームの大エースということで、
もう少しチーム成績が上向けばMVP受賞もかなり期待できるシーズンとなるでしょう!!!
1位:二コラ・ヨキッチ
・チーム成績:24勝21敗(西6位)
・得点 :26.1点
・リバウンド:13.8本
・アシスト :7.6本
・MVP確率 :35.3%
2021-22シーズンMVPランキング、栄えある1位は
二コラ・ヨキッチ
です!!!
昨シーズンのMVP受賞者ですが、今シーズンのヨキッチはしっかりと同レベルの活躍を残しています!
チームの勝率自体は、昨シーズンと比べて大きく落ちている今シーズンですが、
ジャマール・マレー、マイケル・ポーター・jrという中心選手を欠くナゲッツにおいて、
ヨキッチのチームへの貢献度、チームにとっての重要度はより大きくなっています。
選手個人がどれだけ生産性があるかという指標”Player Efficiency Rating(PER)”
勝利への貢献度である“Win Shares”
といった、他プレイヤーと比べる指標でも軒並み今シーズントップの数字を残しており、
特に、チームでどれだけ重要なプレイヤーか表す
”Box Plus/Minus(BPM)”では
歴代最高の14.19という数値を叩き出しています!!!
(歴代2位はレブロンの13.24、3位はマイケル・ジョーダンの12.96)
過去のシーズンMVP受賞者の中でも、このBPMがリーグ1位のプレイヤーが多いことからも、
ヨキッチが2年連続シーズンMVPとなる可能性が高いと考えられます!!!
最後に
以上、今シーズンのMVP候補ランキングはヨキッチが首位で終幕となりました!
今シーズン候補者を見て思いましたが、
アウトサイドシュート全盛のこの時期にあって、トップ3の内2名がセンターであったこと、
そしてその両者、ヨキッチとエンビードが最高レベルのシューターであり、パサーであることが、
とても興味深かったです。
今後、もしかしたらまたセンター全盛の時代が、2000年代以前のゴリゴリ系とはまた違った形で
やってくるのかもしれませんね!
とにもかくにも、まだ2021-22シーズンは半分過ぎたばかり!
どのプレイヤーがシーズンMVPを受賞するのか、皆さんも是非予想してみてください!
それではお読みいただきありがとうございました!
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