2年前の2月1日
2年前の今日(執筆日2022/2/1)、NBAファンの記憶に鮮明に残る試合がありました。
それはシカゴ・ブルズvsブルックリン・ネッツ
最終的にネッツが快勝した試合ですが、
先発ポイントガード、カイリー・アービングががとんでもないスコアリングショーを繰り広げたのです!
※本文は全て日本時間
2 years ago today, KYRIE IRVING dropped 54 POINTS in 31 MINUTES by only missing 4 SHOTS! pic.twitter.com/8Q2I1LYZDh
— Ballislife.com (@Ballislife) January 31, 2022
”2年前の今日、カイリー・アービングが31分の出場で54得点を、ミスショットわずか4本で記録した!”
Two years ago today, on January 31st, Kyrie Irving of the Brooklyn Nets posted a 54/5/5 game in a 133 -118 win against the Chicago Bulls. pic.twitter.com/lsxKxeqNhi
— Basketball Reference (@bball_ref) February 1, 2022
”2年前の今日、ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングが54得点、5リバウンド、5アシスト
を記録し、133-118でシカゴ・ブルズに勝利した。”
2020/2/1(日本時間)vsブルズ
カイリー・アービング
・出場時間 :31:53
・得点 :54点
・リバウンド:5本
・アシスト :5本
・FG% :82.6%(19/23)
・3P% :77.8%(7/9)
・FT% :90.0%(9/10)
シュートをわずか4本、フリースローも10本打って1本のみのミスとほぼパーフェクトで54点
変態的なドリブルに加え、シュートが神がかっていたために起きたビッグパフォーマンスでした!
かつてのファイナルMVPはアービングについて
かつて最高のチームバスケットを披露し、2004年に優勝を果たしたデトロイト・ピストンズで
司令塔の役目を任され、ファイナルでMVPを獲得したレジェンド
チャンシー・ビラップス(現ブレイザーズHC)は、カイリー・アービングについて
”NBA史上、最も熟練されたポイントガードだ”
と語っています。
コロナワクチンを接種しないと表明しているアービングは、
ニューヨーク州の規制によってホームゲームの出場は出来ず、
ロードゲームのみ出場するパートタイマーとなっている状況です。
それによりチームの和を乱すことを度々懸念されているが、ビラップスはそれについては、
”アービングのシュートメイキング能力は驚くべきもの。
彼はみんなが思っているよりも良いパサーだ。
そして彼は意欲的なチームメイトだし、チャンピオンリングを持っている。
チャンピオンとしての系譜をネッツにもたらしている。”
と、アービングがチームに帯同することのポジティブさを語っており、
2回のシーズンMVP受賞経験があるスティーブ・ナッシュ(現ネッツHC)もビラップスの発言に同意しているようです。
たびたび異端児的な扱いをされるアービングですが、
コートに出れば史上最高レベルのプレイヤーであり、
コート外でもチームメイトと良好な関係を築くことが出来るナイスガイである
ということが、レジェンドたちからの評価ということになります!
1/30 ウォリアーズ戦
そして日本時間の1/30、敵地でゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦したブルックリン・ネッツ。
ネッツはビッグ3の内、ケビン・デュラント、ジェームズ・ハーデンを欠き、
106-110でネッツは惜敗を喫しています。
この試合はアンドリュー・ウィギンズがオールスター先発に選ばれた直後の試合であったり、
クレイ・トンプソンが強烈なクラッチシュートを決めて勝利したということもあって、
ウォリアーズのお祝いムードが充満したようなフィニッシュとなりました。
しかし、ネッツのカイリー・アービングがこの試合で残したインパクトもとてつもなく強烈でした!
2022/1/30(日本時間)vsウォリアーズ
カイリー・アービング
・出場時間 :39:20
・得点 :32点
・リバウンド:7本
・アシスト :7本
・FG% :42.9%(9/21)
・3P% :37.5%(3/8)
・FT% :91.7%(11/12)
KYRIE IRVING… indefendible 😳pic.twitter.com/hwbQH8TghF
— NBA – Jordi de Mas (@demas6Basket) January 30, 2022
Kyrie’s moves 😍 pic.twitter.com/WqXw0fYySg
— Brooklyn Nets (@BrooklynNets) January 30, 2022
この試合、アービングは絶好調というわけでもありませんでしたが、
ただ一人のビッグ3として、およそ40分程をプレーし続けました。
しかし、試合終了まで残り12秒でクレイ・トンプソンのクラッチスリーが決まり4点差に。
勝敗は決したかと思った次の瞬間、
アービングがドリブルからタフな3ポイントを決めて1点差に!
KAI 😱 pic.twitter.com/ySRfSbMAVt
— Brooklyn Nets (@BrooklynNets) January 30, 2022
その後結局逆転は出来なかったものの、
簡単には負けられない、気迫のようなものを感じました!
少し複雑な立場に立たされている(立っている?)アービングですが、
こんなにも頼れる姿を見せられたら、チームメイトも信頼したくなるでしょう!
変人、だけど天才
最近、アービングのプレイ以外のピックアップが多く、
彼のすごさを忘れている人もいるかもしれない(いや、そんなことないか?)。
しかし、やっぱりコートに出ると
見るものを魅了する天才的なドリブルワークに思わず声が出てしまい、
もっともっと彼のプレイを見たいと思ってしまいますね!
…そんなあなたの思いに応えて、本日はカイリー・アービングのスーパープレイ集でお別れです!
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